「CHALLENGES IN FLOODING/水害という課題」展

開催期間:2017年3月18日~3月25日

「CHALLENGES IN FLOODING/水害という課題」展は、洪水などの水害に対して、ランドスケープデザインがどのような貢献ができるかという、日本とオランダのデルフト工科大学の学生たちのワークショップの成果の展覧会でした。オープニング当日には、SkypeでGallery TENとオランダを結び、双方で成果発表を行って、質疑応答を行うという、実験的なイベントも開催いたしました。また、クロージングイベントでは、この展覧会のコーディネーターの一人である大野暁彦氏(名古屋市立大学)の講演も行われました。

キリクチ 首都大学東京・菊竹雪研究室 ヴィジュアル・コミュニケーション作品展2016

開催期間:2017年2月11日~18日

首都大学東京・菊竹雪研究室の卒業・修了作品展が、今年も開催されました。オープニングの当日は、公開講評会を行い、若い学生諸氏の熱気あふれる作品発表が行われました。

MARSEILLE BY NIGHT/石黒唯嗣写真展

開催期間:2017年1月10日~2月4日

石黒唯嗣氏の今年の個展は、「~ By Night」シリーズはこの回ではフランスのマルセイユが題材となりました。地中海でも最古の部類に属する街について、石黒氏の鋭い写真が展示されました。

エッジを歩く/東チベット高原紀行 北田英治写真展

開催期間:2016年11月5日~12月24日

現在、東チベット文化圏(中国四川省の西)で遊牧民のための学校をつくる計画に参加している。
今回の目的地、曲登郷に最も近い町、理塘に四泊し、東チベットの暮らしにふれた。
理塘での民宿「五世嘉木祥故居」は、チベット式建築で、宿泊客用の部屋には大きく寅、険しい山岳地帯、ポタラ宮が描かれ、住まいは鮮やかな朱で塗られ、極彩色でいろどられる。
理塘寺では、早朝の光を浴びながら手にマニ車を持った人たちで賑わう。
四方をなだらかな山に囲まれ、北東側の裾野に街はつくられ、南側は平野になっている。広い空の下、遊牧民の生活圏がひろがる。
黒いヤクの毛で織った布を何本ものロープで張ったテントでの生活。中には土のカマド。ヤクのフンを干した燃料が積まれ、一番奥には仏壇が置かれている。
黒いテントが点在する彼方に、小さな集落のようにたくさんの白いテントが並ぶ。大型のテントでは人々の読経の声が響く。翌日行くと、いくつもあったテントはすっかり姿を消していた。
今年も何度かチベット文化圏へのたびを行う予定だが、現実の風景も夢。ありのままを写真に焼き付けたいと思う。(ブックレットのト書きより)

奏 記憶の空間/吉田紀子展
開催期間:2016年9月3日~10月22日
 
絵画を本格的に始めてから4年になります。
それまでは旅行の先々で2~3枚のスケッチをする程度でした。世界の名建築をずいぶん見て回りました。同じところに3回訪れたこともあります。建築はその時々でいろいろな表情を見せます。例えば、光、影、風、空気によって、あるいは季節や天候によっても。また、周囲の環境やその時の使われ方によっても違って見えます。
これらのことがその時でしか味わえない印象を私に与え、脳裏に焼きつけてくれるのです。
今回の作品は、重荷今まで見てきた建築のイメージを半抽象絵画に表現したものです。その場の空気感のようなものを大切に制作しております。
抽象化という行為は、私がその建築から何を得て何に感動したか内面からわき上がるものをより鮮明に表すことだと思っています。そして、大事なことは絵画が作品として自立していかなければなりません。観る人の目に訴えて、何か心に引っかかるものを残せたら、こんなに嬉しいことはありません。皆様方にご高覧いただき、絵から発信されているものをどのように解釈されるか、ご意見いただけたら幸いです。(ブックレットのト書きより)
手作りロボット「かんなちゃん」展

開催期間:2016年7月23日~8月13日

東京都市大学小池研究室で誕生したソーシャルロボット「マグボット」から派生したファブボット「かんなちゃん」。2014年夏、マグボットのワークショップに参加したファブラボ関内有志によりスタートしたファブボットのプロジェクトは、同年11月のMaker Fair Tokyo 2014で「かんなちゃん」をリリースしました。その後も継続して各地でワークショップを開催し、いまもその活動の幅を広げています。Gallery TENでの展覧会では、ファブボット「かんなちゃん」が誕生した背景、ファブボットを介して検証されている新しいテクノロジーとの関わりが紹介されました。会期中は、何度かワークショップも開催され、子どもから大人まで、それぞれオリジナルの「かんなちゃん」を製作しました。

都市 走る 空間/座二郎原画展

開催期間:2016年5月28日~7月9日

通勤電車の中で漫画や絵本を描いています。ストーリーも電車の中で考えるので、どうしても電車の中の話が多くなってきます。電車や首都高に乗って東京を移動するのってわくわくしますよね。私たちは電車に乗ったり、車に乗ったり、あるいは歩いたりしながら都市を空間として認識しています。乗り物に乗っていると私のほうが走っているのか、もしかしたら都市のほうが走っているのか、どっちでもいい気がしてきます。そんなわけで最近刊行された私の絵本『おおきなでんしゃ』では、電車の中に街がひろがるお話になってしまいました。今回の原画展では「都市・走る・空間」というタイトルで、絵本や漫画の原画を展示します。このステキな東京の断面を感じていただければ幸いです。(座二郎)

建築の手ざわり 中野彰三建築展

開催期間:2016年3月12日~5月14日

建築図面を手描きするようになってから三十数年たった今もなお、まだ手で描き続けている。
何もない白地のトレーシングペーパーに一つの線を引く瞬間は、いまだに少し緊張感があるのは不思議である。新しいツールを使いこなせないことも理由の一つではあるが、考えたことを即座に思いのまま形にしていけるこの手法は、おそらく死ぬまで続けることになるのだろうと覚悟している。
間違えれば消す羽目になり、時間がかかればかかるほど図面自体が汚れていく。特に平面図などは、繰り返し貼ってはがすことになり、どんどん痛みが激しくなる。ただ、そういった図面には思考の痕跡や時間の重さなどが染み込んで、愛おしいことこの上ないのである。消された線にも何らかの意味が残っていて、また復活の機会をうかがっているような雰囲気を醸し出していることさえある。
そういったものを感じながら、でき上がった建物にも設計時の手の跡の残る、手ざわりのいい建築を創り出したいと日々格闘しているわけである。(フライヤーに記載された解題より)

キリクチ 首都大学東京・菊竹雪研究室 ヴィジュアル・コミュニケーション作品展

開催期間:2016年2月19日~27日

首都大学東京菊竹雪研究室では、社会構造の変化や文化認識、生産システムの変化など、さまざまな時代変動の中、どのような表現をつくり出せば、新しくかつ普遍的なヴィジュアル・コミュニケーションが生まれるか、ということをテーマに研究を行っています。

アイデンティフィケーション、広告、パッケージ、プロダクト、空間・環境など、メディアの領域を越えて、情報デザインの可能性について研究開発を行い、東京都のシンクタンクとして、その成果を社会に還元していくことを目標にしています。この展覧会では、大学院2年生・学部4年生の修了・卒業作品と大学院1年生の研究成果を展示発表しました。

PRAGUE BY NIGHT/石黒唯嗣写真展

開催期間:2016年1月9日~2月13日

石黒唯嗣氏がここ数年開催している、「~ By Night」シリーズはこの回ではチェコのプラハが題材となりました。東欧随一の世界都市、プラハのピュアで透明な空間が展示されました。

輪郭と余白/ランドスケープアーキテクト・大野暁彦展

開催期間:2015年10月17日~12月19日

大野暁彦氏は、千葉大学園芸学部で造園、建築、都市計画を学んで国内で実務を経験した後、2009年より文化庁新進芸術家派遣制度でオランダへ渡ってランドスケープを本格的に学びました。ヨーロッパでのさまざまなプロジェクトに携わった後、帰国して、現在ではランドスケープの設計事務所を主宰しながら、中央大学で助教を勤めるほか、武蔵野美術大学や早稲田大学芸術学校などでも教鞭を執っています。

この展覧会では、大野氏の実作の紹介を行い、ギャラリートークや大野氏とその友人たちによる国内外のランドスケープ報告会なども実施しました。

 

【フライヤーより】輪郭とは、あらゆるモノの様相を決めるものであり、それが何であるか判断する上で重要な要素である。大野は、ランドスケープデザインを通してさまざまなプロジェクトの中で、その敷地のもつコンテクストを捉え直し、その「場」にふさわしい新たな輪郭をデザインしている。一報、輪郭によって規定された空間に対しては、余白としてむしろ要素を最小限に留め、、空間利用の可能性を最大限つくり出そうとしている。

武蔵野の童と歳時記/瀧島浩二絵画展

開催期間:2015年8月31日~10月2日

瀧島浩二氏は、現在でも武蔵野の面影を残す新座に生まれ、そこで育ちました。古い武蔵野の住まい、そこで営まれた生活を描いた絵は、多くの方に支持されています。この展覧会でも、古い生活の空間を活写した絵を展示して、好評を得ました。

木でつくる歓び/保科章建築展

開催期間:2015年6月5日~8月8日

早稲田大学建築学科で池原義郎教授に師事し、大高建築設計事務所を経て池原教授の個人事務所で設計の実務についていた保科章氏は、木造の架構表現を得意としています。展覧会では遊行寺地蔵堂のほか、都市木造への提案を続ける「ティンパライズ」展に参加した際の作品などが出展されました。ギャラリートークも開催されて、多くの方々が保科氏のトークに聴き入りました。

なお、会場構成は当麻寺の伽藍配置を模して、その平面を下敷きにして配置されました。

アートギャラリー「チロルの森」が語る 絵本に描かれたすみか

開催期間:2015年5月7日~5月29日

「チロルの森」は、武蔵野の面影が残る平林寺の里、新座市にある市立第四小学校でボランティアたちの手によって運営されているギャラリーです。このギャラリーはジャンルにとらわれずにさまざまな作品を受け入れており、地域の小さな文化活動の拠点として、地元で芸術活動を行っている人たち、近隣にある高校や大学の学生作品についての発表の場となっています。

Gallery TENでは、子どもたちの知育をおおきな目的として運営されている「チロルの森」と、その活動を支える一方で子どもたちに読み聞かせを行っているボランティアグループと協働して、「絵本に描かれた人や、その仲間たちのすみか」をテーマとして厳選した絵本を、大人たちに紹介しました。

展示にあたっては、アトリエハルの協賛を得て、「アトリエハル建築展」で制作された会場の設営をそのまま使用させていただきました。

ひらく建築/アトリエハル建築展

開催期間:2015年3月7日~4月25日

アトリエハルは、二宮晴夫氏を中心とする設計事務所です。住宅の設計のほか、住宅分譲地の開発計画やランドスケープデザインも手がけています。展示にあたっては、外断熱住宅の手法として、構造化して露出する壁の木の架構を利用して棚を演出する、アトリエハルが得意とする表現をギャラリーに再現しました。また、開催中には、元象設計集団代表で建築家の樋口裕康氏、照明デザイナーの村角リーダー千亜希氏や写真家の北田英治氏など、アトリエハルと協働するさまざまな方々のトークイベントを開催し、多くの方々が来場されました。

「Landscape, Gardens, Man and Architecture/今永和利建築展」

磯崎新アトリエで建築設計に従事後、ロンドン大学でピーター・クックに師事した今永和利氏は、彼の地で建築よりもむしろ庭にインスパイアされて、帰国後は庭の風景を建築に取り込む工夫を重ねている。外と内を融合していく今永和利氏の展覧会は2015年1月9日~2月21日にかけて開催されました。会期中には、ギャラリートークも開かれています。

Venezia By Night/石黒唯嗣写真展

石黒唯嗣氏は、ここ数年、毎年「~ By Night」シリーズを発表しています。Gallery TENではじめての発表となる同シリーズは「Venezia By Night」でした。2014年11月24日~12月13日に開催されました。

建築がのぞむ/建築をのぞむ 戸室太一建築展

戸室太一氏の建築展は、2014年10月24日~11月22日にかけて開催されました。早川邦彦建築研究室やレンゾ・ピアノの事務所で設計を行ってきた戸室氏は、文化庁による〈新進芸術家海外研修制度〉によりポルトガルのアルヴァロ・シザの事務所へ3年間研修に派遣されています。この展示では、新作の幼稚園などを展示されました。

'ZERO'への招待 MARIO DEL MARE / ZEROPOD展示会

2014年9月30日~10月10日の期間で開催した、モバイルハウス〈ZEROPOD〉は、地球を傷つけないというコンセプトでした。総重量59kgで最大で大人22人を収容することができます。独自のフロート機構が設置する地面の傾斜に関係なく床面を水平に保つことができました。この展覧会期中は、30人あまりの方をお呼びして、MARIO DEL MARE代表でZEROPODの開発者・下平万里夫氏のギャラリートークも開催いたしました。

This is OSAMU MORISHITA/森下修・森下建築総研建築展

「〈用〉の美を求めて」というサブタイトルを付した、森下修/森下建築創建・建築展は2014年9月12日~9月26日まで開催されました。会期中は建築科はもとより家具デザイナーの藤江和子氏など、多彩な方々がご来訪くださいました。

オープニング展覧会:風景天/MAKOTO SUZUKI&Pupils

〈Gallery TEN〉のオープニング展覧会は、2014年8月1日(金)~9月9日(火)の開催期間で「風景天/MAKOTO SUZUKI & PULPIS」、建築家・鈴木恂とその教え子達9人が切り取った「風景」の写真展を開催いたしました。